水道屋さんに救われた夜

分譲マンションに住んでいると、様々なトラブルが発生するものです。
賃貸マンションと異なり、設備などが壊れた場合には、自分で修理をしなければなりません。
当然、家賃は発生しませんが、設備の修理費用などにお金がかかってしまうものです。
もしこれからマンションを購入する場合は、家賃などを払わずに浮いたお金のことばかりを考えるのではなく、設備や建物自体に問題が生じた場合の修理費用のことも頭に入れておくべきです。

深夜に派手な水漏れ…でも、すぐ来てくれた水道屋さん!

建物の中で、意外とぜい弱なのは水回りです。
水回りは、築年数が10年ぐらいを経過したころから少しずつ劣化していきます。
トラブルが発生するのは、10年を過ぎたあたりになります。
当然、マンションや施工した会社の種類によって、トラブル発生を先延ばしにすることもできますが、逆に言えば、施工した会社自体があまり良い腕前を持っていなかった場合や、建物に問題があった場合には、水回りのトラブルが発生してしまいます。
よく起りえるのは、排水管の水漏れになります。
排水管の水漏れといっても、給水管と異なり汚い水を流していますので、においが発生する可能性があるでしょう。
特に小さな子供がいる場合には衛生面で要注意です。
もし、排水管からトラブルが発生し、それが深夜の時間帯であれば、自分で直すことができないので朝まで待つしかないかもしれません。ですがそれは一昔前の話しです。
最近は、深夜時間帯で水漏れトラブルが発生することが多く、結果的に、それを必要としている人がいるため深夜時間帯の水道屋さんも増えてきました。

排水管が原因だったので費用はマンション側が負担とのこと

分譲マンションの場合は、専有部分と共用部分があります。
このうち、自分たちでお金を負担しなければならないのが専有部分になります。
どこまでが専有部分でどこまでが共有部分かといえば、マンションのコンクリート躯体で決まるといわれています。
マンションの部屋は、コンクリートで分かれていますが、そのコンクリート躯体の内側の部分が自分たちの場所つまり専有部分になります。
例えば、部屋のフローリングが壊れてしまった場合、それは自分たちで修理をしなければならないところです。
当然自分たちで修理費用を出すことになります。
これに対して共有部分の場合は、マンションの管理組合の方でお金を出しますので、早まって自分たちで支払わない方がよいです。
ちなみに、排水管が壊れた場合は、どちらにも考えられます。
排水管がマンションのコンクリート躯体の内部であれば、自分たちで負担をしなければなりません。
ですが、コンクリート躯体の外側であれば自分たちで負担をしなくてもよいでしょう。