「大和市で良い感じの外構業者知らない?」知らないよ~

毎日会社で仕事をし、空いた時間を使って料理を楽しんでいる私ですが、時には友人との電話を楽しむこともあります。
普段はメールなどの手軽なツールを使うことが多いのですが、やはり実際に声を聞いておしゃべりをすると、時間がたつのも忘れてしまうほど楽しいものです。
多くの場合、お互いの近況報告などを話しますが、私は料理が得意だということもありイベントで使う料理などについて質問されることもあります。
得意なことに関しては的確なアドバイスができるのですが、私にも答えられないことも多々あるのです。

家を建てる予定がある友人から電話

先日、既婚の友人から電話がかかってきました。
私はまだ20代ということもあり、周りの友人もまだ半分以上は独身です。
その友人と話すのは結婚式以来で、まずはお互いの近況報告から始まりました。私の方はいつも変らない日常を送っているので、特に楽しい話題があるわけでもありませんでした。
そして友人の近況報告になると、近々家を建てる予定があるということでした。
結婚もしていない私にとっては、これまでに考えもしなかった話題で、友人の話が自慢話にも聞こえてしまいました。
友人は家の外観や間取りについてこのようなものがいいという希望を話したり、反対に私に意見を聞いたりと、それはそれは楽しそうでした。
私にも意見を求めてくるものの、私は今までそんなことを考えたこともないし困ってしまいました。
彼女が結婚する直前に、料理について聞かれたことがあり、その先には的確なアドバイスができたのですが、さすがに家を建てることに関しては私には知識がありません。

独女が知るわけなかろうて…

私が返答に困っているのにもかかわらず、彼女は次々と家の話題を持ち出してきました。
その都度、返答に困るのですが、なかなか話題を変えてくれません。
話を進めていくうちに、大和市で良い感じの外構業者を知らないかと尋ねてきました。
家を建てるにあたり、家を建てる部分以外にも多くの敷地があるので、すてきな外構にしたいということでした。
そして彼女は家の話から今度は外構の話を始めました。
外構についても様々な質問をされましたが、独女が外構工事業者を知っているかどうかなんて、よく考えれば分かることですよね。
このようなことを聞くのであれば、実際に利用した人や、同じ境遇の友達に聞くべきなのではないかと感じます。
話の終わりに、私は家や外構工事などについては全く無知だから、役に立たなくてごめんなさいという話をしました。
しかし反対に考えれば私の知らないことを教えてもらえたと思えば、私の知識も広がったように感じます。
将来に役立てられたら幸いです。

手形割引業者として働く男性と合コン

手形割引という言葉をご存知でしょうか。
この前、合コンに手形割引業者の男性が参加していました。
清潔感がある見た目で好感が持て優しそうな雰囲気だったので、他の男性そっちのけで話をしました。
しかし私の頭では足りなかったようで、なかなか盛り上がる会話にはなりませんでした。
得意の料理自慢で良い女を目指そうと思いましたが、それ以前に相手の仕事内容が理解できないという失敗をしました。
これからはあらゆる業種をリサーチして頭に入れておきます。

なんかすごそうな仕事!

手形割引の仕事をしていると聞いてパッと頭に浮かんだのが、「金融系の仕事かな」でした。
銀行や証券会社など金融関連は魅力的な職業が多く、年収も高いと聞きます。
スマートな印象を与えるので合コンではライバルも多く水面下でバチバチと火花が散ります。
しかし私を含め女性陣は手形割引業者の存在を知らなかったため、グイグイ行く人はいませんでした。
手形って社会の授業で何か聞いたことあるなくらいで、実際金融業界でどのような役割を持っているか分かりません。
だからそれを扱う業者のことも見当がつかないという状況でした。
もちろん男性を年収だけで評価するわけではありませんが、せっかく仲良くなるならステータスの高い人が良いです。
初めて聞いた職業でしたが、響きがカッコよく頭の良さそうな予感がしたので私は彼に興味を持ちました。
他の女性があまり狙っていないのを確認した後で、たくさんお話をして別の日に2人で会う約束をしようと決めました。

どんなに説明されてもよくわかりませんでした…

好きになってもらおうと意気込んだものの、大問題が発生します。
彼の言っていることが分からないのです。
彼に好きアピールを送るために私が仕事についてたくさん質問し、彼は1つずつ丁寧に返してくれました。
とても誠実な人だと分かりましたが、肝心の質問に対する返答がちんぷんかんぷんです。
手形があるとお金がもらえる仕組みが全く理解できず、話の入口で失敗しているので途中からは分かってもいないのに相槌を打つだけとなりました。
彼も「こいつ多分適当に返事してるな」と呆れたと思います。
苦し紛れに出たのが「とてもすごい仕事をされていることは分かりました」というバカ丸出し発言です。
彼の話を聞いても会話が成立しないと考え、自己アピールとして料理の話に切り替えましたがその時は既に微妙な空気になっておりもうダメでした。
合コンが終わった後で参加していた女友達に話すと、彼女も分からなかったようで「他の男性に狙いを絞った」と賢い選択をしていました。